Photoshop CS5 映像講座 第5講 (写真の合成)

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コピペから始まる写真の合成

画像から抜き取りたい部分を選択し、コピー、別ファイルに貼り付け。

ペーストするとレイヤーが自動で追加される。

消しゴムツールなどを使って不要物を削除。
(合成の下準備として、素材を整えることが大切)

変形/自由変形

該当するレイヤーを選んでおく。

位置を変更する ・・・ 移動ツール

大きさを変更する ・・・ 編集 → 変形 → 拡大・縮小

画像を複製する ・・・ 移動ツールで、Alt (Option) を押しながらドラッグ

自由変形

該当するレイヤーを選んでおく。

拡大・縮小、回転、歪み変形、が可能!

回転

回転は、回転軸をドラッグすることで回転軸を移動させることも可能。

歪み変形

歪んだ変形
ポイントで、Ctrl (Command)を押しながらドラッグすると、1点だけをつまんで歪んだ変形させることが可能。

遠近法変形
ポイントで、Ctrl (Command) + Shift + Alt (Option)を押しながらドラッグすると、遠近法的な変形が可能。

対角線上の点の変形
ポイントで、Ctrl (Command) + Alt (Option)を押しながらドラッグすると、対角線上の点の変形が可能。

ワープ (ぐねぐねに変形したりできる) ・・・ 編集 → 変形 → ワープ
ポイントでドラッグする。

影を作る

1.影を作りたい画像のレイヤーを複製

2.影にする方のレイヤーを選択肢する

3.「イメージ → 色調補正 → 色調・彩度」で、「色彩の統一」にチェックを入れ、「明度を-100」にする

4.変形 → 垂直方向に反転 で、影を反転させる

5.自由変形で回転軸をずらして調整し、影として自然な位置になるように配置

6.影なので適度に縮める

7.影なので、本体レイヤーよりレイヤーを下にする

8.影でも真っ黒だと不自然なので、レイヤーパレットから影の不透明度を下げて薄いグレーにする

9.本体レイヤーと影レイヤーの両方を選択肢、下部の「レイヤーをリンク」ボタンでリンクさせておく

クリッピングマスク

下のレイヤーとかぶっている部分だけ、上レイヤー部分を表示させる。

文字部分に画像を表示させたり、カスタムシェイプツールのイラスト部分に画像を表示させたりできる。

1.上のレイヤーを選択する

2.レイヤーパレットのオプションメニューから「クリッピングマスクを作成」をクリック

スタイルの適用と登録

スタイルとはさまざまな模様。

レイヤースタイルを複数組み合わせて、一つのテンプレートとして保存したもの。

スタイルの適用

1.新規レイヤーを作成し、適当な図形を作成

2.右側のスタイルパレットをクリック

3.スタイルを選択

※スタイルパレットのオプションメニューを開くと、さまざまなスタイルパレットが選べる

※レイヤーパレットを見ると、効果の内容を確認できる

スタイルの登録

1.登録したいスタイルのレイヤーを選択しておく

2.スタイルパレットを開く

3.下部ボタン「新規スタイルを作成」をクリック

4.名前を付けて保存

コンテンツに応じて拡大・縮小

画像をより自然な形で拡大・縮小してくれる。

例えば、背景は拡大されるが人物は拡大されない、ようなことができる。

編集 → コンテンツに応じて拡大・縮小

上部のツールオプションバーの「人形マークアイコン (スキントーンを保護)」は、「人物の肌の色を検知して、変形から保護する機能」。

特に人間を守りたい場合は、押している状態にしておく。

バニッシングポイント

遠近感のある複製が可能。さらに馴染ませることも可能。

1UPの店内写真のモニターに、遠近感のあるロゴを表示させるようなことも可能。

フィルタ → Vanishing Point

使う機会に勉強しよう。

描画モード

描画モードとは、レイヤー同士の色の重なり、掛け合わせを調整すること。

合成画像を背景部分と馴染ませることが可能。

1.合成画像があるレイヤーを選択

2.レイヤーパレットの「通常」 → 「乗算」にする

描画モードのいろいろ

乗算・・・重なっている画像同士の色を掛け合わせ、より濃くなる
スクリーン・・・逆に明るくなる

オーバレイ、ソフトライトなどもよく使う。
色々試して、最適な描画モードを選ぶこと。

フィルタ

画像に劇的な効果を与える。

上部のフィルタメニューから選ぶ、もしくは「フィルタギャラリー」から選ぶ。

フィルタギャラリーでは、フィルタを選んで、細かい調整も可能。

フィルタの中にはCMYKだと選択できないものもある。RGBにしておくと良い。
(印刷物の場合はどうするんだ?)

Webおよびデバイス用に保存

画像形式

写真画像 (色数が多い画像) ・・・JPEG
イラスト画像 ・・・ GIF / PNG

画質

落とせば落とすほど荒くなるが、サイズも小さくなる。
50〜60くらいが目安。

画像のタブ

最適化
最適化された圧縮後の画像を表示。

2アップ
元画像と圧縮後の画像を比較しながら作業ができる。

4アップ
画像をクリックして圧縮設定を変更できる。
3パターン試しながら作業ができる。

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